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みうらじゅん作、田口トモロヲ監督の映画「色即ぜねれいしょん」をみた。
猛烈にスポーツに打ち込む体育会系でもなく、ケンカに明け暮れるヤンキー系でもない。 あの当時どこにでもいた、平凡な文科系高校生の悩み深い毎日を描いた、ひと味違う青春映画だ。 青春映画というと、どことなく甘酸っぱく、そして美しい感傷に彩られていることが多い。 ところが、この登場人物たちは幼くて、ひとりよがりで、浅はかで、どうしようもなく格好悪い。 まさにあの頃、その渦中にいた当事者としては、情けなくて、恥ずかしくて、思わず目をおおいたくなった。 そんなに格好良かった訳がない。 それを見極めているところに、創り手としての誠実さが感じられる。 だからこそ「どんな人生であろうと、今を懸命に生きるしかないんだよ。」と 授業の中で先生が語りかける言葉が訴えかけてくる。 ジワリと心にしみ込んでくる。 ところでお前の青春時代はどうだったかって? ・・・これより、もっと救いがたい毎日でした。
by anculucinema
| 2014-07-13 15:16
| 邦画
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